晶は男バスで
背が小さい人だった。
でも2年生になって
初めて話すようになり
話すと楽しい人だった。
琢磨と晶は1年の頃に
いずなと同じ
クラスだったからか
2年生になっても
仲が良くそのうち私も
話すようになっていた。
ある時に晶とメールを
していて晶から好きな人を
聞くと私だったため
付き合うことになった。
メールでも好きと
言ってくれて嬉しかった。
夏休みも無事に終了し、
交際もまぁまぁ順調だった。
強化リーグの時は家まで
送ってくれたりして
幸せだった。
夏休みが終わり、
9月に差し掛かる。
神社祭…
この市で一番のイベント。
約束していた神社祭。
『ごめん。行きたくない』
いきなり当日になって
このメール。
『じゃぁいいよ』
天と天の好きな人と
ウチらカップルで行こうと
していたのに腹がたって
思わずキレる。
『ごめんな』
『だから別にもういいよ』
『そっか』
天達だけで行きなと言っても
天が嫌だと言い出して
しまったために
天の好きな人は
2人で行ってきなと
言ってくれたため2人で
行くことになった。
「ごめんね…天」
「いいよ!ゆうチャンが
悪い訳じゃないし」
「ありがと」
そう言って前を
向いた時だった。
くじ屋の前に男バスが
固まって居る。
その中には天の
好きな人もいた。
「天♪いるよ♪」
「ゆうチャン…晶いるよ」
