恋の短編集

「はぁ〜。鈍感にも程がある。」

「ど、どーゆこと?」

その瞬間、先生が私の唇にキスをした。

「こーゆーこと。」

「え。てことは、先生の好きな人って…」

「お前だよ。」
そう言われた瞬間に顔が真っ赤になり
心臓が壊れそうなくらいドキドキした。

「ほんとうに?」

「本当だ。でも、俺達は先生と生徒だ。
だから、あと1年乗り切ったら…
俺と付き合おう。」

「…はい。(涙)」

「泣くな!それ以上泣いたらキスするぞ?」

「ご、ごめんなさい。」