その夜は何度も何度も頭の中で
2人の映像がよぎった。

その度に涙を流して
馬鹿みたい、情けない、
そんな感情で押しつぶされていた。

自分で勝手に恋をして
自分で勝手に傷ついて

でも…
こんな感情を初めて持てたのは
先生のおかげだから。

だから、もう二度と迷惑をかけないように
友達をつくる努力をして
彼氏もつくって
先生に頼らないように
先生のこと吹っ切れるようにしようと
決意した。