「先生!!
今日も勉強教えてくれませんか?」
なんて、二人きりの時間をつくる口実で
ほんとはそばに居たいだけ。

「お前、まだ教えて欲しいことがあるのか?」

「そうです!分からないところがあって。」

「ったく、しょうがねぇーな。
教室で待ってろよ。」

「はい!!」

こんな気持ちになったの半年前からだ。

あの時、1人の私に声を掛けてくれたのは
先生、たった1人だった。