わたしが反論すると優斗は

「ふーーん。」

と言った。

も、もうなんなの?!

からかってばっかりじゃん!

わたしは少し不機嫌になって優斗より前に一歩進む。




「優斗こそ!どーなの?!」



彼から返ってきた言葉は昔の優斗の面影すらみえないものだった。








「…………なに?妬いてんの?」








ニヤニヤしながら言う優斗。


「な、なわけないでしょっ!」







「俺はお前のことずっと好きなんだけど?」





・・・はい?

え、こ、こ、こ、これって…?!




「約束したよな?結婚♡」




そう言って彼はわたしをブロック塀に押し付ける。

本当にこれが優斗なの…?




な、なんかドSになってないー?!