わたしたちが教室にもどってももうだれもいなかった。 残されているのは、 わたしと優斗の鞄だけだ。 ふたつだけだから妙に目立っている。 「なぁ、」 わたしが帰る支度をしていると優斗が声をかける。 「今度の日曜、デートしよ。」 …デ、デート?!