「こちらへどーぞ!」

「ありがとうございます…。」

「じゃあちょっと椅子傾きますね~」

楽しみのシャンプーの時間だ…♪♪

「じゃあシャンプーしますね~」

またうとうとできるかな~



「さっきのゲーム何て言うタイトルなんすか?」

え?いつもは静かにシャンプーするんだけどな…

ま。でもたまにはいっか♪

「最近始めたばかりでタイトルは覚えてなくて…でも面白いです!飽き性なんですけどね…?」

「そうなんだ~?え?今いくつなの?」

「今は19です!」

「19か~若いな~。」

「でもまた少ししたらすぐ20歳ですよ?」

「確かにね~すぐおばさんになっちゃうね~」

「そうですよ~?すぐおばさんになってっちゃいますよ!」

「大学とか行ってるんすか?」

「大学にはいってないですけど、専門学校にいってます!」

「へ~なんの専門学校行ってるの?」

「トリマーになりたくて、トリマーの専門学校いってます!」

「そうなんや~じゃあ美容師とあんまかわらんね?カットするのが人か獣かじゃない?だからあまりかわらんね~」

「獣って。笑笑」

「犬って獣じゃない?一応。」

「確かにそうですけど、犬を獣って言う人初めてですよ?笑笑」

「そうかな~?てか専門学生か~彼氏とかいないの?」

ヴっ…。痛いこと言うな…

実は私。この19年間生きてきてまだ一回も彼氏がいたことない。

つまり年齢イコールってこと。お恥ずかしながら…

「いませんよ~」

「え~?専門学校とかいないの?いい男の子とか」

「いませんよ~数人しかいないですし。性格いい人とはいえないですね。」

「そーなんや~。性格大事だもんね~」

「ですよね?女子ばかりのなかで生きてくのも結構大変ですよ?いさこざ結構女子同士って起きやすいですし…