キーンコーンカーンコーン

5時間目が始まった。

「え~、それでは合宿の班決めをしたいと思います。
決め方は各クラスで自由という事だったので、どういうふうに決めますか?」

先生は、そんなことを言った。


りっちゃんは、ニコニコしながら、

「はぁい!
あたしは、好きな人同士で決めたらいいと思いまぁす!」

あたしは、やっぱりっちゃんだなと思った。

自分の意見はちゃんと言うからめちゃくちゃ憧れる。

そんなことを思いながら、そういうふうに班を決めていいと思った。

「他に、意見がある人はいますか?
いなかったら、梨衣(りい)さんの意見で決めてもいいですか?
いい人は、拍手!!」

パチパチパチ

みんな、拍手をした。

「はいっ、ということで、好きな人同士で班を組んでください。
ただし、一班6~7人でお願いします。」

みんな好きな人で固まった。

あたしは、りっちゃんの所に行った。

「おー、あみ~!!
りーと一緒に行きたいのか?」

1人で笑いながら、そんなことを言ってきた。

「そーだよ!!
りっちゃんと行きたいんだよぉ!!」

2人でそんなことを言っていたら、万里歌もよってきて来た。

「ねーねー、女子だけだと、つまんないから男子と混合で行かね?」

急にりっちゃんが言った。

「「さんせ~い!!」」

みんな賛成で男子と混合にすることを決めた!!