「よねくら~!!
おはよ!!」


「おっ、おう。
はよっ。」


これがあたしの毎日の日課。

あたしの名前は柊 葵美(ひいらき あみ)。

中学1年!!

そんで、こいつの名前は米倉 颯真(よねくら りゅうま)。

めっちゃ目が二重でぱっちりなあたしと同級生の男の子。

小学校は同じだったけど、中学に入って初めて同じクラスになった。

「今日もラブラブですな!」


1人の男の子があたし達に近寄ってきて、そんなことを言い始める。

「はっ?」

こいつの名前は、佐山 亮磨(さやま りょうま)。

いつもいつもあたし達が仲いいからって、からかってくる。

まぁだからみんなに嫌われてるんだけど...

「お前何言ってんの?

俺ら別に付き合ってねーし、ただ話してるだけだから。」

「ほんと、そーだよ!!」

「そんなこと言わないで、ね?」

亮磨はニタニタしながら、どこかに行ってしまった。

これが、これからのあたし達の運命に関わるなんて思いもしないで...