あっ!彗だ。…あれ?隣にいるの…
舞華だ。あの2人がどうして…?

私は胸がぎゅーっと痛くなり、その場を離れた。

…怖い。
でも、帰らなきゃだめだ。

そうすぐに立ち直る。でもすぐには無理だなー。
胸が痛いし。あ、公園寄って帰ろう。


ーーー
どのくらいたったのだろう。
もう、辺りは薄暗くなってしまった…っあ!アイスっ!溶けちゃったかも…

そう思った時ガバッとうしらから抱きつかれた。…嘘?!痴漢?!

後ろにいたのは血相を変えた彗だった。

「お前、俺が不審者だったらどうしてた?」