「この箱を開けていた時間がプレゼントです。…って言ったら怒る?」 え?…え? わたしは前をゆっくりみる。 「お姉さん、もしよかったら、 僕と一緒に暮らしてくれませんか?」 彗だ。彗だ。彗だ。 わたしは有無を言わずに抱きついた。 「ばかぁっ!どこに行ってたの〜っ! ばかっ!ばかっ!ばかー!!」 わんわんわめきなく。 だって………嬉しいんだもの。