こんなに傷つくんだ。

「あっ…いや、幼馴染としては普通に、好きだよ?」

理人がこっちを向いて弁解しているのも見えてた。

だけど聞こえなかった。

それ以上に、胸が苦しくて。
痛くて。

「だ、大丈夫だよー理人。
私だってそうだよ?

そんな必死にならなくったって…わかってるよ。」

私はもう理人の目が見れなかった。

周りの女子が私に寄ってくる。
一人の女の子で理人が見えなくなる。