ならわたしだって!

わたしも理人にキスをした。

このくらいいーよね?

今日の2人のことを邪魔したんだから。

そうして、わたしたちはもう一度キスをしようとしたとき

「はやくっいこーぜっ!」

奏斗さんが下を向いたまま言う。

わたしたちはびくっとしてその場を離れた。

出口にはもうすでに2人がいた。

「あっやっときた。はぐれたかと
思ったよ〜。」

……あれ?なんか普通?


「お、お姉ちゃんなんかなかったの?」

「………トイレ!わたしたちトイレ行ってくる!!!」