「ちぇっ。なんだ、
さゆみたち付き合っちゃったんだ。」

そう言って彼はお手上げのように手を上げながらわたしから離れる。

わたしをじっと見つめている目…。

あっ!思い出した!!

「関守しをん?」

「え、嘘だろ。今かよ。」

そう、彼は幼稚園の頃の同じさくら組でよく話してたなー。

…でもなんでここにしをんが?