その次の日、花火大会だった、
私はその友達ともう1人の男友達と3人で浴衣を着て花火大会へ向かった。

帰りのバスが12時なため、
それまで暇な時間会いたいと言われて約束していた。

花火大会で楽しくしていたその時だった。

｢バタッ！｣

友達が倒れてしまった。
私はすぐ救急車を読んだ。
救急車に同伴してその友達の親にも連絡とっていてその人との約束なんて考えてる暇さえなかった。

待ち合わせまであとすこしの所で
たくさんきていたLINEをみて
電話をかけた。

｢ごめん、友達が倒れて救急車で運ばれて、いま病院にいるの、ほんとごめん。いけない｣

｢わかった、また今度ね
そばにいてやれよ｣

その言葉に私は完全に落ちた。

私の元彼はそんな状況でさえ
｢ふざけんな、こっちは待ってんだよ｣
そう言っていただろう。

それなのにそばにいてやれよって
そんな誰でも言えるだろうセリフに見える言葉も
私には響いてしまった。

その後、友達は回復して
遠くから親がむかえにきてくれた。
バスは逃してしまった。

ただ、友達が元気になってくれただけでよかった。

その人とはまた今度会えばいい、会いたい、そう思った。

その後だった。
急に電話がかかってきたがその時は親がいたため出れなかった。

｢！？｣

LINEを開いて私はびっくりしてしまった

（（あのさ、
（（俺お前のこと好きになってる

私は嬉しさと急なことで頭が真っ白になった。

でもそれだけだった。
付き合っての言葉はほんとに言われたことがない。
すきだよ、ぎゅーしよ、ちゅーしたい。
毎回通話する事にいってきてた。

私都合のいい女にされてる？
疑い始めたのもこの頃だった。