キミは可愛いコ

家に帰ると、うちの親は共働きで、2人とも残業らしく、いないみたい。


「ごめんね、大したものじゃないけど」


かなちゃんを私の部屋に案内した後、クッキーや、ロールケーキと紅茶を出した。


「…あんたんちって何??金持ちなの?」


「え?、、あぁ、お金持ちって言えるのかはわからないけど、おじいちゃんが社長さんなの。」


「…え!?それ、お金持ちだろ」


友達とかを私の家に入れるのは初めてだから、


こんなことも初めて言われる。


かなちゃんは私のベットにゴロンと転がる。


「あんた、見た目全然女子力ないけど、、この部屋女子力の塊じゃん。」


「…これはお姉ちゃんがやってくれたの。私そういうの出来ないから」


「…お姉ちゃんいたの?」


「うん!今は県外の専門学校行っててここにはいないけど」


「…ほー」


私のつまらない話でも、文句言わず聞いてくれるかなちゃんは、本当に優しい。


すると、だんだんと私に近づいてくるかなちゃん。


真剣な顔になり、ゆっくりと私のメガネを外してくる。


「……?」


かなちゃんは片手で私のほっぺをぐにゅっと潰し


「…あんた顔整ってんだね。メガネしてたらもったいないわ」


「……へ」


ムカつくからあんま言いたくないけど。なんて付け加える。


…整ってるとは…?


かなちゃんは外したメガネをテーブルに起き、次は髪の毛をいじり出す。


ポニーテールをしたり、1本でみつあみを作ったり、お団子を作ったりしてる。


…そんなに私の髪の毛で遊ぶの楽しいかな?


なんて思いながら、色々考えてるかなちゃんを見る。


「…巻くだけで十分か」


ぼそっと呟くかなちゃん。


「…巻く?」


「そ。明日の髪型、私みたいに巻いていこ」


「かなちゃんみたいに!?」


またまたこれは嬉しい。


好きなこと同じ髪型。


「お揃いだね!!」


私は嬉しくて、大きな声を出してしまう。


「…あんたこれだけでお揃いとか意味わかんない。単純だね」


「単…!?」


わたしって単純なの…?


なんだろう、、


今日は色々知らさせるなぁ