休日なのにこんなに人がいるのもすごいし、


その人の8割は女の子で、、すごい。


私は小さくなりながら、人と人の間を上手く抜ける。


すると


「いたっ」


誰かの肘が、私の頭に直撃した。


咄嗟に声が出てしまい、上を見ると


「あっ!すいません……って、は!?なんであんたがいんの!?」


…あ


「…かな、、ちゃん」


最悪だ…


…なんでこういう展開を想像してなかったんだろ。


「…えっと、、ごめんなさい!!」


私は何を言っていいかわからず大きく頭を下げ、早足で逃げようとすると、


強く手を掴まれる。


びっくりして、勢いよく後ろをむくと


「…なんなの?ここで見ればいいじゃん」


少し不機嫌そうに、かなちゃんが私の手を掴んでた。


「……えっ?」