「柚姫。オハヨ」

俺が柚姫に手を振ると柚姫も振り返してくれて安心した。

「和君。昨日ゴメンね?イロイロと。」

「ん?いよいよ!きにすんなて」

柚姫の頭を撫でた。

学校についたら、柚姫がシューズを履いてなかった。

「柚姫?シューズは」

柚姫の顔を覗き込みながら、聞く。

「……アハッ…なくなっちゃった!」

笑いながら言うけどきっと、辛いと思う。

「柚姫……」

そういって、柚姫を抱きしめた。

「和君………苦しいよッ」

強く抱きしめた。ツヨクツヨク。。。。。

柚姫は俺から、離れた。
「私は大丈夫だから!和君が、一緒にいてくれるから。あと、祐芽と悟君も♪」

微笑み返してきた、柚姫は、俺の頬をつねった。

「イテッ……」

「和君は、心配しすぎ!」

頬から手を離して、俺の頭を叩いて、先に行ってしまった。

「……チョッ…柚姫!」

急いで、追いかける俺は、柚姫が以外にも、落ち込んでなかったことから…安心して、分かってあげられなかった。





柚姫の本当の





気持ちを。