別にキミにとっては、 大事なことじゃないと思うし、 私は、キミに打ち明ける気はない。 あと少し、隠し通せばこっちのもの。 なのに、 それなのに、 全てぶちまけてしまいたい感情が胸でうずく。 『話せば、楽になる。』 心の中の自分の甘えた考えに、嫌気が差す。 たとえ私が楽になれたとしても、それはキミにとって重荷になるはずだ。 絶対に言わない。 …キミには、言えない。