ー動いたのは、私の時間だけで、
止まったままなのは、君の時間ー
6、あの子の元へ行かないでって言えたら。
とうとう、花火大会まであと2日。
はぁ。夢見たい。好きな人と行けるなんて。
「ねぇ。日和。三角公園に7時待ち合わせでいい?」
「うんうん!いーよ。」
「おけ!じゃあ、また、あとで。」
もう、幸せの絶頂だ!さいこぉー!
でも、そんな時に悪い知らせが、
「りほ先輩、わかれたらしいよ!」
「まじで?初耳。」
「やばー。」
え。別れたの。こんな時に最悪すぎる。
でも、ちゃんと隆誠は、きてくれるよね?
大丈夫だよ……ね?
その日の放課後、私、教室に入る途中、りほ先輩と隆誠が話してるのを見てしまった。
「うっ。ひっく。わ、私すきだっ……たのに。」
「大丈夫ですって。また、付き合えますよ。」
「うう。隆誠といると安心する。」
そういった時、隆誠とりほ先輩が近づいた。え。え?うそ……だよね。
見間違いだよね。私は、走った。
あの時、隆誠とりほ先輩は、ぎゅって、ハグしてた。うそだよね。ちゃんときてくれるよね……?
花火大会当日。よし。準備もおっけい。
髪、へんじゃないよね。大丈夫。きてくれるよ。何もおきないよね。
ープルルルルー
電話だ。誰だろう。途端に胸騒ぎがした。
隆誠だ。
「もしも……し?」
「あ、日和?もう着いた?」
「うん。隆誠は、つきそ?」
「うん。もう少し。ついた!」
「じゃあ、きるね。」
そういうと、隆誠は、もう着いていた。
「こんばんわ。きれいだね。」
「そ、そうかなぁ。よかった。」
はにかみながら、笑い合う。
こうすると、不安も消えていく。
楽しんで、いた途端に事件は起きた。
りほ先輩が、1人で、歩いていたのだ。
これ、やばいやつだ。隆誠は、いかないよね。じっと、りほ先輩をみてた隆誠は、りほ先輩に近寄った。
「こんな夜中になにしてるんですか。危ないじゃないですか!」
「え。隆誠くん。なんで?」
「あ、えと、友達ときてたので。」
あ、そうなん……だ。私達って、友達なんだ。そっか。そっか。いい雰囲気かもって、馬鹿みたいに勘違いしてたのは、私だけか。涙が零れそうだった。
「そうなんだ。私は、なんとなくだよ。ここにいたかったの。来てくれるかもって思ったの。馬鹿みたい。」
「りほ先輩は、馬鹿じゃないです。俺が保証します。てか、夜道、大丈夫ですか。」
「うん。大丈夫だよ。」
「うそだ。絶対危ないです。」
あ、れ。私、邪魔かな。私がそう思っている間にどんどん話が進む。
「送りますよ。」
この、隆誠の言葉が胸に刺さった。
「いいよ。お友達もいるんだし。」
「けど……。危ないです。」
「でも……」
「いいから、送らせてください!」
そういうと、隆誠は、りほ先輩の腕を掴んだ。
「ごめん。日和。また、あとで埋め合わせしような。」
「え……ちょっと、まってよ。」
私の声は、思ったほど弱くて、全然聞こえてなかった。あれ?今日、一緒に来てたのは、私、だよね。私のことは、心配もしてくれないの?夜道じゃん。私だって、1人じゃん。どうして。1人たたずむわたしは、あまりに寂しくて。抑えていた、涙が出てしまった。今日は、最初で最後の最悪すぎる花火大会だ。
止まったままなのは、君の時間ー
6、あの子の元へ行かないでって言えたら。
とうとう、花火大会まであと2日。
はぁ。夢見たい。好きな人と行けるなんて。
「ねぇ。日和。三角公園に7時待ち合わせでいい?」
「うんうん!いーよ。」
「おけ!じゃあ、また、あとで。」
もう、幸せの絶頂だ!さいこぉー!
でも、そんな時に悪い知らせが、
「りほ先輩、わかれたらしいよ!」
「まじで?初耳。」
「やばー。」
え。別れたの。こんな時に最悪すぎる。
でも、ちゃんと隆誠は、きてくれるよね?
大丈夫だよ……ね?
その日の放課後、私、教室に入る途中、りほ先輩と隆誠が話してるのを見てしまった。
「うっ。ひっく。わ、私すきだっ……たのに。」
「大丈夫ですって。また、付き合えますよ。」
「うう。隆誠といると安心する。」
そういった時、隆誠とりほ先輩が近づいた。え。え?うそ……だよね。
見間違いだよね。私は、走った。
あの時、隆誠とりほ先輩は、ぎゅって、ハグしてた。うそだよね。ちゃんときてくれるよね……?
花火大会当日。よし。準備もおっけい。
髪、へんじゃないよね。大丈夫。きてくれるよ。何もおきないよね。
ープルルルルー
電話だ。誰だろう。途端に胸騒ぎがした。
隆誠だ。
「もしも……し?」
「あ、日和?もう着いた?」
「うん。隆誠は、つきそ?」
「うん。もう少し。ついた!」
「じゃあ、きるね。」
そういうと、隆誠は、もう着いていた。
「こんばんわ。きれいだね。」
「そ、そうかなぁ。よかった。」
はにかみながら、笑い合う。
こうすると、不安も消えていく。
楽しんで、いた途端に事件は起きた。
りほ先輩が、1人で、歩いていたのだ。
これ、やばいやつだ。隆誠は、いかないよね。じっと、りほ先輩をみてた隆誠は、りほ先輩に近寄った。
「こんな夜中になにしてるんですか。危ないじゃないですか!」
「え。隆誠くん。なんで?」
「あ、えと、友達ときてたので。」
あ、そうなん……だ。私達って、友達なんだ。そっか。そっか。いい雰囲気かもって、馬鹿みたいに勘違いしてたのは、私だけか。涙が零れそうだった。
「そうなんだ。私は、なんとなくだよ。ここにいたかったの。来てくれるかもって思ったの。馬鹿みたい。」
「りほ先輩は、馬鹿じゃないです。俺が保証します。てか、夜道、大丈夫ですか。」
「うん。大丈夫だよ。」
「うそだ。絶対危ないです。」
あ、れ。私、邪魔かな。私がそう思っている間にどんどん話が進む。
「送りますよ。」
この、隆誠の言葉が胸に刺さった。
「いいよ。お友達もいるんだし。」
「けど……。危ないです。」
「でも……」
「いいから、送らせてください!」
そういうと、隆誠は、りほ先輩の腕を掴んだ。
「ごめん。日和。また、あとで埋め合わせしような。」
「え……ちょっと、まってよ。」
私の声は、思ったほど弱くて、全然聞こえてなかった。あれ?今日、一緒に来てたのは、私、だよね。私のことは、心配もしてくれないの?夜道じゃん。私だって、1人じゃん。どうして。1人たたずむわたしは、あまりに寂しくて。抑えていた、涙が出てしまった。今日は、最初で最後の最悪すぎる花火大会だ。

