知らされていなかった真実に、心臓がパンクしそうな程 DOKIDOKIしていた。 あたしは、腕に眠る七海を ギュッと抱きしめた。 セトは、最初から全てを知っていた。 彼自身の死までも‥。 「ですから、わたくし、セトとの約束を果たしに来ましたの。あなたのロザリオから、彼の絶命の知らせが届いたものですから。」 「ロザリオから‥?」 「まさか、孫が生まれているとは思いもしませんでしたけど。」 女神は微笑むと、 「ラーブポーショーン!!」 と、白銀の杖を振り上げた。