あなたにただ...



『いやっっっっっ』




目を覚ますと

大量の汗と

頬をつたう涙





「あおい!どうした!大丈夫か!」

私のやつれた姿に祐介は驚く

私は知らず知らずのうちに祐介に抱きついていた

『お願い…ひっ、ひとりにしな……いで…』

祐介は私をそっと抱きしめて言った

「ずっとそばにいる。大丈夫だから。泣くな」





これは熱のせいなのか

わからないけれど

胸が苦しくなった