「……っ…ほ…りほ」


裕音の呼びかける声で我に返った



「お前最近考え事多くね?何考えてるの?」



裕音のこと考えてるなんて口が裂けても言えない。




言ったらきも、とか言われそうだし私が裕音のこと好きみたいで嫌だ。




もちろん幼なじみとしては好きなんだけどさ





恋愛面とはなんか違うんだよね






「理帆、俺今日の仮入部で決めた。」



「ん?なにを?」




「俺も吹奏楽部に入る」