「昨日は、泊めてくれてありがとう。私はもういくから。」

「ちょっと、もういくの?」

めんどくさい。
やらしてやったんだから黙って寝てろよ。

「うん、じゃあね。お兄さん」

そう言うと何も言わなくなった。

布団から出て
自分のカバンを手にもち
家を出た。