それから、校長の長ぁい話も聞き終わり、今は教室。

「キャ〜、かっこいい。」

そんな声が聞こえてきた。 廊下の方を見ると、天道寺陸が居た。私達のクラスに入ってきた。

「梨莉!陸君と一緒のクラスだったんだね〜」

ぇ〜!?うそ!最悪〜〜

天道寺陸は黒板に書いてある、席順の紙を見て、席を確認した
だんだん、こっちに向かって来る。 ふと、隣の席を見た。

空いてる。。。もしかして… 席、隣?

思った通り、天道寺陸は私の隣の席に座った。

みんな、天道寺陸の方を見ている。女の子なんて、目がハートだよぉ〜! こんなんじゃ、まともに授業受けれないよ〜。

「梨莉、良かったね〜、陸君の隣じゃあん!」

怜が耳元でそっと言ってきた。