涼介と付き合ってることがばれた私。
おかげで今は堂々と付き合えています!
朝も毎日会うし、帰りは仕事がある日は現場の近くの駅まで一緒だし、すっごーく楽しい!
でも、学校へ行くと涼介のところには男子が、
私のところには女子が群がってくる。
まあ、人気者になりたいっていう夢は叶ったといえば叶ったのだろうけど、
今は涼介とか、ゆうとか、桃音さんと一緒にいたい。
でも、それはわがままなのかな。
「心、おはよう。」
「おはよう!」
「心さあ~、なんで彼氏のこと教えてくれなかったの~!しかもあの入江君が彼氏だなんて」
「や、なんか言いにくくてさ」
「そ。で今大変だね。心も入江君も。
あたしもあんなに群がっいたら話しかけらんないよ!」
「うん。」
「心てきにはどうなの。」
「どうなのって?」
「だから入江君とのことばれちゃったけど、
どうなの?」
「う~ん。こそこそと付き合わなくていいから。
それに、みんな冷やかしたりしてこないから。」
「ふ~ん」
「ゆう、お願いがあるんだけど。」
「なに。」
「今日桃根さんに手紙の返事渡しに行くんだけど・・・」
「一緒に来いってか?無理無理。」
「そっか。」
「入江君なら行ってくれるんじゃない?」
「そっか!涼介に聞いてくる!」
そっか、涼介と行けばいいんだ!
一番心強い。