「ジュラ、お前今いくつだ!」
「...23くらい」
 くらいと名のつく理由といえば、国籍が関係している。ジュラの職業は、スナイパー(銃使い)。そんな物騒な仕事だと、大幅の移動なりなんなりが多々ある。そこに10年近く滞在することもあり、いちいち国籍をつくっていたらきりがないということなので、国籍づくりは放置!そうなるとすれば、国籍がないために年齢もわからない。だから適当に過ぎて行った年を足している。
「いいか、あの娘は19(恐らく)だぞ!!ああ、言い忘れていたが、大大前提にお前のような奴が4歳も下の彼女相手に節度なぞ守れる訳がない!!!だからこそ今からでも『好き』を取り消せ!!!!!!」
 鬼のような形相でジュラを叱っていた。可哀想になるくらい。
「ビ、ビリー?ジュラも、もう反省してると思うし...いいんじゃない?」
 そう言えば、ビリーは
「ローナ、お前はいつもいつもこいつに甘過ぎるんだ!!そんなだから節度も守れねえくそ野郎になんだよ!!!」
 ※ジュラは女嫌いです(DT)。