ムキになって弁解してくる流星が可愛くて笑ってしまう。
「分かった、じゃああの日はいろいろ運が良かったんだね?
私も急に誘われて行ってるし。」
料理の手を止めて、抱きついている手を離して、という意味でポンポンと叩くと、更に力が強くなった。
「そう、俺は結構青と会えたのは奇跡だと思ってるから。
……好きだよ、青。」
チュ、と頬にキスをされた。
ひぃぃぃえぇぇ
ほんとに新婚みたいな状況…
こんな経験今までなかったから、流星の顔でそれをされると心臓が止まらない。
「わ、ワカリマシタ…」
「私もだよ、だろ。」
「は?いや、だって私まだ………」
グイッと顎を掴まれ鼻と鼻が軽くぶつかる。

