「梅チャン おはよ〜」


「おはよ〜里香ちゃん」


今日も夕方までは店も暇だろう今日中に梅チャンを口説かねば!


「里香ちゃん!いょいょ明日だねぇ〜こっちまでドキドキするよ!」


「あぁ梅ちゃん…その事なんだけど…お願いがあって」


「ん?なにぃ〜?」


里香の仲良し女友達は皆、彼がいる。正輝に紹介してあげる子がいない。
梅チャンも彼がいる…


この際ダメもとで!


「明日、里香の男友達、正輝って言うんだけど超オモシロイ子が来るんだけど梅ちゃんも来てほしいなぁ〜って思ってね(苦笑)」


「私?ダメだよ!彼に怒られるょ」
そぅ言うのは分かってる。お願い攻撃するしかないな


「梅チャン!里香の為に来て下さい彼氏がいる梅チャンを連れて行くのは梅チャンにも正輝にも悪いのは分かってる。でもこのままじゃ〜明日キャンセルなっちゃうかもしれない」


「えぇ…でも・・・」


「勝手な事いってるのも承知だょ。多田君と梅チャン同じ学校だったから、来てくれると会話も弾みそうだし♪ちょっとした同窓会気分で来てくれればいいから。」


「でも正輝君って子は彼女探しに来るんじゃないの?彼氏がいる私が行ったら可哀想だょ。」

確かに可哀想だょね


「大丈夫!正輝には又 ちゃんと彼氏がいない子を紹介するよ☆ 私から ちゃんと事情話すから…梅チャンお願いします!」

必死に頭を下げる里香