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二人はホテルにむかった…
宏君は相変わらずで優しい笑顔と淋しさを隠すように明るい態度をとる
「里香〜久々やなぁ♪元気してたかぁ〜(笑)」
「うん。元気だったよ」
今こうして、あなたと居れる事が素直に嬉しいけど…
私はあなたから身を引いた女…
少し甘えたの宏君はベットに座る里香のヒザに頭を乗せてきた
「里香〜♪」
なんだか宏君の笑顔の裏に淋しさが見える
「何〜♪」
母親の様に甘える宏君の髪を撫でる里香
「里香の彼氏ってどんな人?」
えっ?
彼氏じゃないのに…
好きになりかけた人だよ…
「うーん。背が高くて、茶髪のロン毛で…少し遊び人かな」
正直に答えてしまう里香
「あとは?」
気になる宏君
「えーっと…サーフィンしてるみたいで…顔は普通だけど凄く楽しい人かな〜」
まるで宏君を忘れて今は彼に夢中だと思わす里香
自分から宏君を振り今更戻れない
そんなプライドが邪魔をする

