「それで宏君は何て言ったの?」



「2番とか3番とか…俺そんな事できへんからって言った」



「それで?」

里香の目が少しキツくなる


「もうかけてこんといてくれ。って言った…」



「…そぅ…。」



宏君…

私は、うたぐり深い性格なんだよ

知ってる?



「本当に宏君はそう言ったの?」



「言ったわ!」

宏君もイラダチはじめる…



「じゃー何でまた電話かかってくるのよ!!!」



「そんなもん知るか!俺はかけてくるな!ってハッキリ言うたわ!!!」



「…ごめん。それは信じるょ…」