「多田…‥。宏君は…毎日会ったり、電話したりするの苦手そうだね」

またまた探りを入れる里香


「そう見える?どうやろなぁ〜。ツレと遊ぶ事が多いけど…彼女と会いたいとも思うで。」


微妙な答え…

ツレは大事にするタイプだよね。


「里香ちゃ…。里香こそ毎日会うのは面倒臭そうな感じするな(笑)」



本音‥言ってやれ

「そんな事ないょっ。多田君‥。宏君とは毎日会いたいって思ってるよ!」

自信満々に言う里香



「じゃ〜電話してこいよ!俺、待ってたのにぃー。」


【うそっー。私に会いたいって思ってくれてたんだ…】

嬉しくて泣きそう…。



「お前も意地っ張りやな(笑)」



「宏君だって意地っ張りやんか」

思わず宏君の腕を叩く



「散歩しよか。」

そう言って宏君は里香の腕を引っ張る