目の前に広がるのは白い天井に鼻をくすぐるアルコールの匂い。



''また 、死ねなかった''




良かったと前向きな自分は独り。



絶望的な自分は3人、



心で言い争いを始めるので深呼吸して追い出してみる。



誰もいない静かな病院にナースコールの音が響く。



どうしてこんなに静かなのか



自分は誰なのか分からないわかりたくもない。




もう何年繰り返しているのだろうかこの日常を。




空っぽな世界に誰もいない




死ねる時をひとりで待っている。




どうですか?




こんな世界なら嫌でしょう?