お父さん、お母さん会いたいよ



今日も独り夜の暗闇に抱かれて静かに泣く



女の子は笑顔が1番と昔はよく言われた



しょうがないよね、苦しいんだから泣きたくもなる




苦しむくらいなら誰も要らない。



わたあめのように甘く甘く幸せが世界の中に溶けていく。



そんな世界なら私は死ぬことを選ばなかった。





『 さよなら大嫌いな世界、』




そっとホテルの屋上から見える闇に寝そべった。



そこは冷たく痛く苦しい最後のベッド。




私のどこがダメだったんですか?