「おっ、那月!おはよぉ」

「ゆうゆう…おはよ」

私は家を出ると、必ずゆうゆうが家の前を通る。

もうそれは慣れてしまって、習慣となった。

「ん?那月なんかあったか?もしかして部活?」

ゆうゆうは頭を抱え、ごめーんと言った。