私は体育館裏に雅先輩に連れてかれた。

「はっ話って…」

「なんであんたが4番なの?!たかが3日の練習で私の努力が水の泡…どうしてくれるの?!お前がソフト部なんかに入らなければよかったのに…なんでどうして……」

そんなこと私に言われましても…

「結果あんたヒットも1つも打ってない…なのに…」

「雅せんぱ…ヴっ…」

ドサッ…

一瞬何が起こったか分からなかったが、すぐにお腹を蹴られたことは理解出来た。

「痛った……」

「喋んな!!次の試合、打たなかったらソフト部から追い出してやる!こんな程度じゃ済まないからな!」