たまに傷つく、そんな時でも前を向いて






「芽衣。帰るぞ」






「…ん」



「なんだよ。浮かない顔して」




「平気だよ、光太郎(こうたろう)。なんでもないから」



バイバイ、と光太郎をキラキラした目で見てる子達に手を振って別れた。



何よ、さっきまであたしに皮肉言ってたくせに。


女子ってほんと怖い。


昨日まで光太郎と幼馴染って知らなかった彼女たちは、さしてあたしに興味なんかなかったくせにあたしの容姿や光太郎とのことを色々聞いてくる。



彼女たちが光太郎にこんなにも執着するのは、お察しの通り光太郎がイケメンだから。