ずっとそばにいて

「僕と一緒に遊ぼ?」


「お姉ちゃんこっちだよ」


……もう、むり


愛優美 「 …………とうまぁー」


早く出たいのに



斗真 「ったく、そのまましっかり捕まってろよ
離したら落とすからな」


愛優美 「……うん」


斗真の温もり


さっきまで怖かったのにもう、安心してる


斗真 「もう出口だ
少しそこのベンチで休むか」


なんでこんなに怖いのにこんなにも人気なのかわからない


愛優美 「……ほんとに怖かった」


もう、絶対いかない


斗真 「べつにそこまで怖くないだろ」


斗真は怖くなくても私は怖いの!!