最初は不審に思って近づいてこなかった子どもたちは楽しそうに空と遊んでいた


先生に頼まれて引き受けたけどやっぱりいけない……


斗真達以外はまだ怖い……


あっ

「ねぇねぇお姉ちゃんも一緒に遊ぼ?」


………………どうしよ


迷っていたはずなのに気づいたらいいよって言っていた


愛優美 「あ、えっと…………いいよ」


「ほんと!?やったーー!」


……かわいい

気づいたらたくさんの子どもたちが周りに集まっていた


すっごく楽しい


「お姉ちゃん次はこっちで遊ぼー!」


愛優美 「うん、いいよ」


でも、私の足は途中で止まってしまった


「……お姉ちゃん?」