「あいつらが大丈夫なのはそれだけ信頼出来てるってことなんじゃないか?」


私がみんなを……?


「信頼するのに理由なんてどんなことでもいいんさじゃないか?気づいたらそうなってるもんだ」



……そっか、先生に言われて納得した


私はもう、みんなのこと信頼していたんだね


ゆっくり目を瞑って深呼吸してみた


……うん、大丈夫な気がする


愛優美 「先生テスト始めましょ?」


「あいつらを呼ばなくて大丈夫なのか?」


やっぱり大丈夫


愛優美 「先生は斗真達が信頼してる人なんですよね?
だったら、大丈夫な気がします
斗真達が信頼してる人に悪い人なんていない気がするから」


……あれ?


「……気をつけろよ?」


???


何に気をつけるの?



「……いや、なんでもないそろそろ始めるか」


後でみんなに聞いてみようかな



…………やっぱりやめよ


何言われるかわかんないし


とくに斗真には