ずっとそばにいて

それからは私は学校にいくことはなかった


いや、行けなかった


誰にも関わらないようにすることはできたと思う


たとえ、みんなが不審がっても


でも、私の身体が限界だったんだ


晃くんは家にいないこともあったけどいる時は殴ることもあったけど、まるであの時に戻ったように私を抱くことが増えた




我慢していても、身体は正直でおもうように動いてくれない


いつから晃くんは変わったのかな?



晃くんのことを好きから怖いに変わったのはいつだったけ……


晃一 「愛優美」

今日も抱かれるんだなって思った


最初は抵抗していたけどだんだんとできなくなった


愛優美 「…………晃くん」


……いや…………こわいよ


抵抗はできなくてもいつも思ってる


誰か助けてって


誰も助けてなんてくれないのに願ったんだ



そんな時だった


ピンポーンとチャイムがなった


いつもはならないチャイム


晃くんも無視していた


でも、しつこくチャイムはなった

晃一 「…………ちっ」