ずっとそばにいて

これが私の気持ちだった


きっとこんな風に言えたのはみんなと出会ったから


晃一 「黙れ!!俺に逆らうのか?」


愛優美 「……いや!……こないで!」


今まで顔は殴ってこなかったのに今日は違った


晃一 「俺がいなくなればお前は一人だ」

!!!


愛優美 「……違う!みんなが……!」


最後まで言えなかった

晃一 「本当にそうか?中学のとき……」


いや、ひとりはいやだ


もうひとりにはなりたくない


愛優美 「……いや!言わないで!」


1度だけ信じたことがあった


ずっと忘れようとしてたけど友達も1人だけいたんだ


だけど、私の前から消えたんだ


愛優美 「……いや、お願いひとりにしないで。もう誰とも関わらないから……晃くんひとりにしないで……」


私はひとりになりたくなくてみんなから言われていたことを忘れていたんだ


晃一 「分かればいいんだよ」


そう言って私を抱いたんだ