長い階段を登り終え、この扉を開けたら。




_____朝。


靴箱を開けると中には1つの手紙が入っていた。

いたずら??

そう思いつつも中を開くとそれは一通のラブレターだった。


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先輩へ
好きです。
付き合ってください。
返事は今日の放課後、屋上でずっと待ってるのでよかったら聞かせてください。
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急すぎて一瞬思考が停止したし、私は正直後輩とは接点があまりない。その上このラブレターには送り主の名前が書かれていない。

返事の仕様がないじゃん。

でも、

私が出す答えは『はい』だと、ふと思った。