「ごめん信じられない。 俺はそれでも彼氏がいると断って欲しかったし、断れなかったとしても嫌がる素振りを見せて欲しかった」 そう言って亜樹は哀しい表情で私を睨みつける。 「本当なの…。声がでなくて…」 「はぁ。今日はもうこの後楽しめそうにないし帰ろう」 亜樹は私にラムネを渡してシャワー室に向かって行った。 その後は着替えて、行きと同様、電車に乗って帰った。 電車は隣の席に座って距離が近くなるのが気まずくてお互い立ったままだった。