「帰る支度できてないや、ちょっと待ってて」 「手伝うよ」 ありがとうと言って教科書をロッカーにしまってもらう。 瑛二、ほんと好きだなぁ。 背中を見て改めて思う。 「よし、お待たせー帰ろ!」 「ねぇ、手、繋いでくれてもいいよ?」 はにかんで差し出された手は少し震えていて、 たまらなく可愛い。 何回か手は繋いでるんだけどなー笑 「しょうがないなぁ!」 お互いを確かめるようにぎゅっと手を握って歩く。 今日はなんだか、いつもの帰り道がいつもよりずっと短く感じてしまう。