「それに誰も残ってないし、だいぶ待たせたみたいだし…、ごめんね。痛かったよね」 瑛二の顎を抑えていた手を取ってぶつかったであろう所をみる。 「先輩、そんなに痛くないし大丈夫だから…」 なぜか瑛二は私と目を合わせようとしないけど… あ、もしかしたらすっごく痛くて気を使ってるのかもしれない。 「本当に?いいからよく見せて」 私がよく見ようと瑛二の頬元に手を触れた時だった。