抵抗することが出来ず、何歩分か動いたところ…。 「あの。 俺の連れなんでやめてもらえます。」 私を奴らから無理やり剥がし奪うような形で私の肩を抱える亜樹。 片手には瓶のラムネとコーラが1本ずつ。 今までに見たことの無い顔。 真剣で、鋭くて、嫌悪感で満たされた顔。 「あー、彼氏さんいたのね。言ってくれればいいのに」 そう言って男達は去っていく。 肩の力が抜けて、安心感で溢れかえった瞳が潤んでいく。