なんだろう。 違和感を感じる。 「あ、はい、そうですね。もうそろそろ戻ります!」 瑛二も一瞬驚いたような表情をして、それでもいつも通りにばいばーいと私に言って帰っていった。 「ねぇ!次の授業なんだっけー?」 くるっと表情を変えて私に話しかける優子は間違いなくいつもの優子だった。 ただ、なんだか顔が赤い。耳までピンク色だ。 私は胸の中にモヤッとしたものが出来てまた気付かないふりをする。 後で大きく膨らんで大変な事になるとも知らずに。