「…な、んでそれを…」
「悪いけど、中も見たよ。」
この手紙を読んでから井上は変わった。
つまり中に書いてある内容でこうなったってことだよね?
図星を突かれて焦ったのか、井上は海澪に掴みかかろうとする。
ーバシッ…
…え?
「…蒼空、くん?」
海澪と井上の間に蒼空が割って入っていた。
「っ蒼空?!」
井上はかなり強く叩いたみたいだ。
蒼空は海澪を守る形で立っている。
井上はそのまま蒼空を殴る。
「…ぐっ…つぅっ…」
苦しそうな声を上げる蒼空。
だんだん蒼空の顔が赤くなってきている。
見てられなくなって私は蒼空を押す。
呆然とする蒼空と海澪。
そして裕くん。
もはや井上の頭はイカレてる。
私は渾身の力を込めて井上の頬を殴った。
ードコッ…
「ぐっ…」
思い切り吹き飛んだ井上。
「いい加減にしろよ!こんなことして何が楽しい?!
全員が傷つくだけじゃねぇか!!」
蒼空の顔はところどころ切れてるところがあり、腫れてる頬が痛々しい。
「…いいじゃない別に!!」
「よかねぇよ!!お前の頭はミソ以下じゃねぇかよ!!」
再び私はキレる。
私にとってはこんなやつ、すぐに倒せるくらい。
だけど、なるべく一般人に武闘は使いたくない。
というか、私のプライドが許さない。
「…私は、…」
「お前が何考えてるのかは知らねぇけどよ、まず海澪になんか言うことあるんじゃねぇのか?」
やば、モロヤンキーモードだ。
「…古川さん…」
「…」
「ごめんなさい。」
謝ってる井上は見るからにめんどくさいオーラが滲み出ている。
だから余計に許せなくなってきた私は倒れたままの井上の胸ぐらを掴んで立たせ、もう1発殴る。
本当はこれだけじゃ腹の虫は治まらない。
「李那、落ち着けっ!」
裕くんが制してくれてるけど、それでも止まらない。
「痛い!痛いわよ!」
「知るか!やるべき事やれよ!」
私の怒りは最高潮まで達している。
余計に止まらない。
「古川さん、ほんとにごめんなさい。」
私にもう殴られたくないのか今度は心からの謝罪だ。
「…いい…よ…
一つだけ言わせてくれる?」
「何かしら?」
「…」
海澪は井上を見て大きく深呼吸。
「私、あなたのこと大っ嫌い。中学の時から。」
「奇遇ね、私もよ。」
「悪いけど、中も見たよ。」
この手紙を読んでから井上は変わった。
つまり中に書いてある内容でこうなったってことだよね?
図星を突かれて焦ったのか、井上は海澪に掴みかかろうとする。
ーバシッ…
…え?
「…蒼空、くん?」
海澪と井上の間に蒼空が割って入っていた。
「っ蒼空?!」
井上はかなり強く叩いたみたいだ。
蒼空は海澪を守る形で立っている。
井上はそのまま蒼空を殴る。
「…ぐっ…つぅっ…」
苦しそうな声を上げる蒼空。
だんだん蒼空の顔が赤くなってきている。
見てられなくなって私は蒼空を押す。
呆然とする蒼空と海澪。
そして裕くん。
もはや井上の頭はイカレてる。
私は渾身の力を込めて井上の頬を殴った。
ードコッ…
「ぐっ…」
思い切り吹き飛んだ井上。
「いい加減にしろよ!こんなことして何が楽しい?!
全員が傷つくだけじゃねぇか!!」
蒼空の顔はところどころ切れてるところがあり、腫れてる頬が痛々しい。
「…いいじゃない別に!!」
「よかねぇよ!!お前の頭はミソ以下じゃねぇかよ!!」
再び私はキレる。
私にとってはこんなやつ、すぐに倒せるくらい。
だけど、なるべく一般人に武闘は使いたくない。
というか、私のプライドが許さない。
「…私は、…」
「お前が何考えてるのかは知らねぇけどよ、まず海澪になんか言うことあるんじゃねぇのか?」
やば、モロヤンキーモードだ。
「…古川さん…」
「…」
「ごめんなさい。」
謝ってる井上は見るからにめんどくさいオーラが滲み出ている。
だから余計に許せなくなってきた私は倒れたままの井上の胸ぐらを掴んで立たせ、もう1発殴る。
本当はこれだけじゃ腹の虫は治まらない。
「李那、落ち着けっ!」
裕くんが制してくれてるけど、それでも止まらない。
「痛い!痛いわよ!」
「知るか!やるべき事やれよ!」
私の怒りは最高潮まで達している。
余計に止まらない。
「古川さん、ほんとにごめんなさい。」
私にもう殴られたくないのか今度は心からの謝罪だ。
「…いい…よ…
一つだけ言わせてくれる?」
「何かしら?」
「…」
海澪は井上を見て大きく深呼吸。
「私、あなたのこと大っ嫌い。中学の時から。」
「奇遇ね、私もよ。」



