…だけど普通に美味しいな、これ。
「美味しい。」
「嘘だろ?!」
蒼空が1つつまんで口に放り込む。
「…あ、ほんとだ普通にいける。」
もぐもぐ口を動かしている様はまるでハムスターだ。
…うん、ハムスターだ。
「海澪、これ美味いぞ。」
「俺が食べさせてやるぜ?」
…秀一、いきなり態度でかくなったな。
お前そんな口調だったか?
【如月李那side END】
【更科蒼空side】
楽しかった。
しばらく会ってなかったのに毎日会ってたような感覚で楽しめた。
「あ、蒼空おかえり。」
「ただいま母さん。」
「楽しかった?」
「うん。」
正直あんなに集まるとは思ってなかったけど。
まさかあんなにいるとは思ってなかった。
俺と李那と裕さんと海澪だけだと思ってたからなあ…
「…」
「ニヤニヤしないで気持ち悪いから。」
…実の息子に気持ち悪い言うなよ…
仮にも俺、あなたの息子ですよ。
「蒼空、帰ったのか。」
「あ、父さん。」
なんか久しぶりに父さんを見た気がする…
そんなに会ってなかったか…?
俺は部屋に入り上着を脱ぐ。
叶夢に渡そうと思ってた靴下が机の上にある。
持っていくの忘れてた…
まあ、李那がずっと家にいるだろうからいつでもいいか。
「…気に入るかな」
叶夢はかなり言葉を発するようになった。
喜んでくれたら嬉しいけど…
「蒼空、お風呂。」
「分かった。」
とりあえず部屋着一式を持って風呂場へ向かう。
全身を洗って一息。
「叶夢…大きくなったなあ…」
李那と裕さんの子どもなんだけど、みんなで育ててる感じがしてほっこりする。
…こんなこと言うと李那が怒りそうだけどな。
お風呂から上がるとそのまま部屋へ直行。
机の上の携帯を手に取る。
「あ、みんなで撮った写真…
裕さん送ってくれたのか。」
…ん?よく見たらグループだ。
今日集まったメンバーのグループが出来てる。
俺と李那以外入ってる…
俺が入ると裕さんからLINE。
『あとは李那だけだな笑』
あ、裕さん家に帰ったのかな。
李那が一緒ならすぐに入るもんな。
…お、李那入った。
「…李那らしいや。」
グループに入って速攻李那が話し始める。
『何このグループ』
『写真送るのにいいかなって』
『ふーん』
裕さんがまとめて写真を送ってくれる。
…こんな写真まで撮ってたのか。
李那と俺が笑いあってるの迄ある。
叶夢がいなくて俺と李那だけで笑ってる写真。
…保存しとこ。
俺がふざけてた写真まであって恥ずかしい。
「美味しい。」
「嘘だろ?!」
蒼空が1つつまんで口に放り込む。
「…あ、ほんとだ普通にいける。」
もぐもぐ口を動かしている様はまるでハムスターだ。
…うん、ハムスターだ。
「海澪、これ美味いぞ。」
「俺が食べさせてやるぜ?」
…秀一、いきなり態度でかくなったな。
お前そんな口調だったか?
【如月李那side END】
【更科蒼空side】
楽しかった。
しばらく会ってなかったのに毎日会ってたような感覚で楽しめた。
「あ、蒼空おかえり。」
「ただいま母さん。」
「楽しかった?」
「うん。」
正直あんなに集まるとは思ってなかったけど。
まさかあんなにいるとは思ってなかった。
俺と李那と裕さんと海澪だけだと思ってたからなあ…
「…」
「ニヤニヤしないで気持ち悪いから。」
…実の息子に気持ち悪い言うなよ…
仮にも俺、あなたの息子ですよ。
「蒼空、帰ったのか。」
「あ、父さん。」
なんか久しぶりに父さんを見た気がする…
そんなに会ってなかったか…?
俺は部屋に入り上着を脱ぐ。
叶夢に渡そうと思ってた靴下が机の上にある。
持っていくの忘れてた…
まあ、李那がずっと家にいるだろうからいつでもいいか。
「…気に入るかな」
叶夢はかなり言葉を発するようになった。
喜んでくれたら嬉しいけど…
「蒼空、お風呂。」
「分かった。」
とりあえず部屋着一式を持って風呂場へ向かう。
全身を洗って一息。
「叶夢…大きくなったなあ…」
李那と裕さんの子どもなんだけど、みんなで育ててる感じがしてほっこりする。
…こんなこと言うと李那が怒りそうだけどな。
お風呂から上がるとそのまま部屋へ直行。
机の上の携帯を手に取る。
「あ、みんなで撮った写真…
裕さん送ってくれたのか。」
…ん?よく見たらグループだ。
今日集まったメンバーのグループが出来てる。
俺と李那以外入ってる…
俺が入ると裕さんからLINE。
『あとは李那だけだな笑』
あ、裕さん家に帰ったのかな。
李那が一緒ならすぐに入るもんな。
…お、李那入った。
「…李那らしいや。」
グループに入って速攻李那が話し始める。
『何このグループ』
『写真送るのにいいかなって』
『ふーん』
裕さんがまとめて写真を送ってくれる。
…こんな写真まで撮ってたのか。
李那と俺が笑いあってるの迄ある。
叶夢がいなくて俺と李那だけで笑ってる写真。
…保存しとこ。
俺がふざけてた写真まであって恥ずかしい。



